「天草生まれの佐渡育ち」の純米吟醸酒「LIGHT PASS」(限定日本酒)
天草四郎観光協会(上天草市)と新潟県佐渡市の酒造会社「北雪酒造」とのコラボで完成した
純米吟醸酒「LIGHT PASS(ライトパス/光渡し)」。
上天草で育てたコシヒカリを使い、佐渡島で醸造した「天草生まれ佐渡育ち」です。
使用米は、「田んぼアート」で県外からも観光客が訪れる上天草市教良木地区のコシヒカリ。過疎化に悩む同地区の活性化を狙って、農家さんに休耕田を活用した米作りを依頼してできたお米です。
醸造したのは、明治5年創業、海外展開もしている新潟の佐渡島「北雪酒造」。同協会の杉本健一事務局長は「通常、お酒作りに使うお米は酒米。粒が小さい食用米で作るのは難しく、技術力がないとできない。北雪酒造さんの技術力があってこそできた稀少酒です」と話されていました。
お酒の命名とラベルのデザインは、熊本デザイン専門学校生の宮崎智也さんの作品が採用されました。「LIGHT」は天草産のコシヒカリ(光)と海に浮かぶ島々に沈む夕日(光)をかけ、天草と佐渡、2つの島が「光(LIGHT)」を「渡し(PASS)」、思いを結ぶようにという意味が込められています。
今回のコラボ商品開発は、2016年、観光振興を目的に同協会、佐渡観光協会(現・佐渡観光交流機構)、天草宝島観光協会(熊本県天草市)と連携して発足した「島の宝観光連盟」がきっかけ。
フルーティーで後味スッキリ、飲み飽きない日本酒に仕上がっているそうです。
私は普段、日本酒はほとんど飲みませんが、地域活性化に貢献でき、人が温かくて手作りのお惣菜が美味しく、交通量の少なさ故に車の排気量が少ない教良木でできたコシヒカリ、島自体がパワースポットと言われている佐渡島で醸造された日本酒と聞いて、「これは飲んでみたい!!」「日本酒好きな人にお土産で持っていこう!」と思いました。
「LIGHT PASS」は、上天草市内の一部の飲食店(サンはらいっぱい、潮まねきなど)やホテル(ろまん館、岬亭、竜宮など)で提供されています。販売は天草四郎観光協会で行っていますが、残り僅かだそうです。問い合わせは、同協会(0964・56・5602)まで。
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【おまけ】
私はお酒に詳しくなく、「純米吟醸酒」って何だ?と思って調べてみました。
「日本酒関連の資格まとめ」によると
純米酒と同じくお米と米こうじのみで造られています。純米酒との違いは、ずばり精米歩合の違いです。精米とは、日本酒の原料となる米の外側を削りとり米の中心部分を得ることで、米の外側の部分は酒の味に雑味を与えるとして、外側を削れば削るほど雑味のない綺麗な味わいの酒ができるといわれています。精米歩合とは、米をどれだけ削って米の中心部分だけを原料として使っているかを表しているものです。
精米歩合60%以下のお米を使ったものが、純米吟醸酒と呼ばれます。
吟醸の素敵な香りと天然の酸味や旨味が調和した味わいは、酒の王道にふさわしいと考える人も多くいます。華やかな香りときれいな酒質が特徴です。
「LIGHT PASS」の精米歩合は55%!!
“素敵な香りと天然の酸味や旨みが調和した味わい”ですって!!
今度ある飲み会で絶対飲むぞー!
【詳細、申し込み方法】
天草四郎観光協会のページ(こちら)をご覧下さい。
天草生まれの佐渡育ち
限定日本酒「LIGHT PASS」純米吟醸
天草生まれの佐渡育ち。
その名は・・・「LIGHT PASS(ライトパス/光渡し)」
天草産のコシヒカリ(光)と、海に浮かぶ島々に沈みゆく茜色の夕日(光)。
天草と佐渡、ふたつの島が「光」を渡し、そして想いを結び、美味しい日本酒ができました。
軽快でフルーティー♪ 後味(キレ)すっきりのお酒です。
価 格:720ml 2,000円(税別)
精米歩合:天草産コシヒカリ(55%)
原材料:天草産コシヒカリ 100%使用
天草産米麴使用
アルコール分:16度
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